利用者がSIMを自由に選べるようになったメリット

料金体系が安く、いわゆる3大キャリアよりも維持費がかからずに利用することができるスマートフォンが人気となっています。


いまや生活の一部となっているスマートフォンは、それがなければ不便を感じる場面も多くなるほど爆発的に普及をみせており、その傾向はますます強まっているものと考えられています。



そのような動きにともなって従来の携帯電話を利用していた人たちは軒並みスマートフォンに乗り換えている状況であるものの、一部ではその利用価格の高さがネックとなりスマートフォンへの乗り換えを躊躇している人もいます。そこで利便性の高いスマートフォンを割安な価格で利用を可能とする方法が注目されているというわけです。

安い価格で利用できるスマートフォンについて知っておくべきキーワードは、SIMという端末機器の中に挿入されているカードの意味とその役割についてです。

このSIMカードは、加入者識別モジュールカードのことを指し、その情報端末を利用している人のID番号が記録されているカードとなっています。
このカードを挿入した状態で回線が認識され、通信が可能となります。

このカードは各通信キャリアの端末とセットとなっており、他社のカードを挿入しても利用ができない、いわゆるSIMロックが当然のようにかけられていました。


利用者の囲い込みという観点で導入されましたが、契約外車の乗り換えを困難にし、大手キャリアの料金プランもほぼ横並びとなるという弊害があり是正が求められていたために、総務省の指導によってロックの解除が義務化されました。



それが2015年のことです。


総務省はスマートフォンの利用に関する調査も実施しており、それによると3大キャリアでの契約者は、半数以上が月額6、000円から9、000円という高額な利用料金を支払っていることが確認されました。
その一方で格安スマホの利用者の6割以上が2、000円未満という低額での利用をしているということも判明しています。

つまり、多くの利用者にとっては格安スマホの販売を行っている仮想移動体通信事業者(通称MVNO)へ乗り換えを行うと、月々に支払う利用料金を大きく圧縮できることとなると考えて良いでしょう。もちろんSIMフリーの端末を利用することで、同じ端末を利用したまま別の仮想移動体通信事業者に乗り換えるということも可能ですし、海外への出張や旅行などにおいては現地の空港などで販売されている現地向けのSIMを購入して利用することで、海外でもそのまま使い続けることができるという利便性も魅力的です。



これは従来の携帯電話キャリアのみで利用できるという契約と比較すると自由度が高く、一社との契約に縛られたくないという方や、できるだけ利用料金を低くおさえたいという方にとって高い魅力があるものと言えます。データ通信プランのみとするか、通話も含めるプランなのかなど、じっくり比較検討して格安SIMと格安スマホの契約を行うことがおすすめです。