格安SIMが安い理由

大手キャリアよりも格段に安い料金で契約できるのが格安SIMです。

格安SIMが安い理由は幾つかあります。


格安SIMの運営をしているMVNOは大手キャリアの回線をレンタルしており、自前で通信設備を持っているわけではありません。

そのためアンテナや基地局を整備したり、メンテナンスや増強のためのコストがかかりません。

レンタル料金はかかりますが、基地局を建てるよりも遥かに安いコストで運営できるメリットがあります。大手キャリアは回線の余った分をMVNOに貸していますので、帯域の量が少ないMVNOは通信が混雑することもあります。

しかしそのデメリットを考慮しても安い料金に魅力があることは間違いありません。

大手キャリアには店舗によるサポート窓口が必ずあります。MVNOはそのような店舗を持っていないことがほとんどです。


従って店舗によるサポートが必要な人には不便なことがあることも事実です。

店舗が無いことは確かにデメリットではありますが、店舗が無いからこそ実現できる安さもあります。

つまり格安SIMはある程度の知識を持っていて、過剰なサポートが必要ない人には最適なサービスです。

もちろん格安SIMにも全くサポートが無いわけではありません。インターネットでの対応や電話での問い合わせは行っていますし、設定や使い方なども丁寧に教えてくれます。

格安SIMは大手キャリアにはできないプランを提供していることが魅力ですが、中でも最近話題となっているのがカウントフリーです。

カウントフリーというのは特定のアプリやサービスからのデータ通信が、契約容量を消費せずに利用できるものです。

全てのMVNOが対応しているわけではありませんが、動画などのデータ量が多いものをよく利用する人には嬉しいサービスです。
これは通常のプランにオプションとして加えられるので、不要になったときには外せるのが便利です。



また完全にカウントフリーにはなりませんが、90パーセント以上がカウントフリーになるサービスを提供しているMVNOもあります。



カウントフリーはMVNOによって条件が異なりますので、しっかりと確認しておきましょう。


これまでの大手キャリアの戦略は品質重視で進んできた歴史がありました。


高価格と高品質を追求した結果、コスト削減に取り組もうとするMVNOが出現することは必然ともいえます。


格安SIMを実現するにあたって重要なことは、広告費用や営業コストの削減でした。

MVNOはそれらのコストを削減するためにインターネット上で集客を行ったり、契約自体をインターネット上で行う通販型のスタイルとなっています。



しかし店舗の必要性を感じるユーザーに対しては、実店舗の展開を始めるMVNOも出始めました。大手キャリアよりも規模が遥かに小さいMVNOが通信業界で生き残っていくには品質やサービスを高め、ユーザーの支持をいかにして得るかを競い合う時代に突入しています。